『するめ』と『あたりめ』は何が違うの?
いかのおつまみ中でも人気がある「あたりめ」は、同じいかのおつまみ「するめ」と何が違うのでしょうか。
「するめ」という単語は、平安時代中期に編集された『延喜式』という法典の中に朝廷への献上品としてあげられています。
「するめ」は日持ちがすることから「幸せが続く」良いものとして、いかは「お足(お金)が多い」ので「お金に困らない」と解釈されて、古くから儀式の縁起物や祝儀に「寿留女(するめ)」として用いられてきました。
お金のことを「お足」と言うのは、中国・魯褒の『銭神論』にある「銭は足がないのに走り去る」という例えに由来し、女房詞(女性語)となり「お」がついて「お足」となったとされています。
現在も婚礼の結納品として「寿留女(するめ)」を納める習慣が残っています。
ところが「するめ」という呼び方は「する」が「お金を擦る(=お金を賭け事などで使い果たして失う)」に通じて験(げん)が悪いことから、縁起を担いで「する」を「あたり」に言い換えた「あたりめ」という呼び方をする人たちが出てきたとされています。※諸説あり
つまり、「寿留女(するめ)」は古来からの縁起物で、「あたりめ」は”当たり”とかけた、双方縁起が良い呼び方なのです。
参考:全国いか加工業協同組合 いか学Q&A50
なとりでは、いかの内臓を取り除いて素干しや機械で乾燥させたものを「するめ」、 「するめ」を食べやすく裂いたものを「あたりめ」と呼び区別しています。
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