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もっと知りたい!
んぱく質とは? ~たんぱく質の基礎知識~

たんぱく質とは?

身体に必要な栄養素たんぱく質

  • 健康や成長に必要な栄養素は「5大栄養素」と言われます。
  • そのうち、たんぱく質は主に身体を作る成分で、重要な栄養素の一つです。
5大栄養素

※炭水化物=糖質+食物繊維

たんぱく質の構造

たんぱく質の構造

たんぱく質の構造

  • 私達の身体の約20%はたんぱく質です。
  • 髪や血液、筋肉・内臓、酵素・ホルモンはたんぱく質でできています。
  • たんぱく質は20種類のアミノ酸が鎖状につながったものです。アミノ酸の数・種類・順序によって多くのたんぱく質が作られており、それぞれ機能が異なります。
たんぱく質の働き
たんぱく質の役割は大きく3つ

たんぱく質の役割は大きく3つ

  1. ①身体を作る:骨や筋肉などの構成材料
  2. ②身体の機能を調節する材料:酵素やホルモン、抗体、神経伝達物質などの材料
  3. ③エネルギー源
たんぱく質は全身で機能する

【出典・参照】発行/大洋図書『「たんぱく質」最高のとり方』

たんぱく質は全身で機能する

たんぱく質は身体を作るための原料となるだけではなく、さまざまな働きを持っています。
それぞれのたんぱく質の機能は図の通りです。

理想的なたんぱく質の
摂り方

推奨される摂取方法

  • たんぱく質は朝食・昼食・夕食の3食に分けて、コンスタントに摂るのが理想的です。健康の維持増進には1食当たり20~30g摂ることが推奨されています。
  • 朝昼晩の3食でたんぱく質を十分に取り切れない場合は、間食をうまく活用して、たんぱく質を補いましょう。

推奨されない摂取方法

  • 一度にたんぱく質をまとめ食いしてもだめ!
    余ったたんぱく質が体外へ排出されたり、脂肪になってしまいます。
  • 1食当たりのたんぱく質量が少なすぎてもだめ!
    筋肉をつくるためのスイッチが入らず、筋肉の分解が始まってしまいます。
たんぱく質が
含まれる食べ物

たんぱく質はおかずとなる肉・魚・大豆製品に多く含まれますが、主食となるごはんやパンにも含まれています。
従って主食、主菜をバランスよく食べることが大切です。単純に食材を100g食べたからといって、たんぱく質が
100g摂れるわけではないこともお分かりいただけると思います。

動物性たんぱく質

豚もも肉ソテー
(90g)

たんぱく質19.2g

マグロ・赤身(天然)
5切れ(60g)

たんぱく質13.4g

目玉焼き
1個(58g)

たんぱく質6.8g

キャンディチーズ
4個(20g)

たんぱく質4.3g

植物性たんぱく質

糸引き納豆
1パック(40g)

たんぱく質5.8g

ごはん
1杯(150g)

たんぱく質3.8g

絹ごし豆腐
1/3丁(100g)

たんぱく質5.3g

食パン(6枚切り)
1枚(60g)

0g)

たんぱく質4.4g

たんぱく質の種類

食品に含まれるたんぱく質には、動物性たんぱく質、植物性たんぱく質の2種類があります。

大豆や大豆製品に含まれるたんぱく質は植物性で良質ですが、*必須アミノ酸のバランスがやや悪いため、動物性たんぱく質 と組み合わせることによって、より効率よく体内で利用できるようになります。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の摂取バランス=1:1を意識して、両方をバランスよく摂取するように心掛けましょう。
*必須アミノ酸とは、20種類のアミノ酸のうち、身体で作ることができない9種類のアミノ酸のことです。
そのため、食事から摂る必要があります。

動物性たんぱく質

  • 肉・魚介・卵・牛乳・乳製品等に含まれる。
  • 必須アミノ酸を多く含んでいて、消化吸収が早い。
  • 肉類は脂質も一緒に摂れるため、エネルギー源にはなるが、過多にならないよう注意が必要。

植物性たんぱく質

  • 大豆・大豆製品・穀物・野菜等に含まれる。
  • 必須アミノ酸は多くないが、脂質が少なく、また植物性特有の栄養素(食物繊維・ミネラル・ビタミン等)を含む。
  • 消化吸収は緩やかで腹持ちがよい。
  • 脂肪燃焼効果あり。