おつまみとたんぱく質 

おつまみでたんぱく質を上手に摂取しましょう!

食育セミナー

おつまみからたんぱく質を摂取するメリット

 日本人のたんぱく質の摂取量は、年々減ってきて、今や1950年代と同じぐらいになっています。(図1)

(図1)
出典:厚生労働省「国民健康・栄養調査」

 そのひとつの原因は、朝食をとらない人の割合が増えているからです。朝食を抜く人は特に若い人に多く(図2)、その理由には、もっと寝ていたい・おなかがすいていない・太るから・面倒くさい・食べるものがなかったなどがあげられます。 朝食はとる習慣がないと食べなくてもあまり空腹を感じなくなったり、一人暮らしや料理があまり得意でないと抜いてしまった方が楽なので、10代後半から急に増え、それが習慣になってしまい中高年まで続いてしまいがちです。

(図2)朝食の欠食率内訳
出典:厚生労働省『定期調査「国民健康・栄養調査」』

 ほかにも、20代~30代の日本人女性の朝食を抜く理由は“やせ型志向”の人が増えているからです。スレンダーな体型に憧れる気持ちは分かりますが、極端な食事制限や朝食を抜く習慣は、たんぱく質などの必要な栄養素の不足を招き、貧血などたんぱく質不足の症状が出てしまいます。 一方、男性は女性とは対照的に30代以上で肥満の割合が年々増加しています。食事からのエネルギー摂取量は減少傾向にあるにも関わらず肥満が増加するのは、運動不足とたんぱく質の摂取不足により筋肉量が減少し、基礎代謝量が低下した結果、肥満が増えた可能性も否定できません。(図3)

(図3)

 これら以外にも、たんぱく質摂取量の減少は子どもや高齢者の体力低下にも関係していると考えられます。つまり、たんぱく質摂取不足はあらゆる世代にとって重要な健康問題なのです。

たんぱく質不足を解消するには、
1. 調理をせずに良質なたんぱく質が摂取できる
2. 常温で保存できる
3. かさばらず、スペースを取らない
4. 軽くて買い物が楽
5. たんぱく質が足りないと思ったら、いつでも食べられる

などの条件を満たしてくれる食品が理想的です。

 なとりのおつまみは、良質の魚介類や畜肉を原料に、なとり独自の技術で、常温で長期保存できるように製造しています。 そのまま食べてたんぱく質補給が出来ますが、ホームページでご紹介している簡単アレンジレシピを活用して頂くと、様々なシーンで広く良質のたんぱく質が補給できるようになります。 是非ご活用ください。

おつまみのたんぱく質量

 なとりのおつまみの多くは、素材の水分を特殊な技術で乾燥させて、常温で保存できるようにしています。ですから見た目は少量でも、たんぱく質摂取の強い味方になるのです。では、なとりのおつまみと他の食品とのたんぱく質量を比較してみましょう。

 
 

一回食べきりサイズのさきいか・ジャストパック1袋〔14g〕 たんぱく質4.2g、
ビーフジャーキー・ジャストパック1袋〔10g〕たんぱく質4.2gは

生のするめいか 27g(約1/6杯)                     
木綿豆腐      69g(約1/4丁)
卵           39g(約2/3個)
牛乳          146g(約2/3カップ)

それぞれのたんぱく質量とほとんど同量になります。


 マイハッピーバリューいかくん1袋〔55g〕のたんぱく質は17.8gですが、生のするめいか100g(約1/2杯)のたんぱく質が17.9gなので、ほとんど同量になります。どのぐらいたんぱく質がとれたかをチェックしたい時には、商品の後ろの栄養成分表示をご覧になるか、食べたの量の30~40%ぐらいのたんぱく質が含まれていると覚えておいて頂くと、簡単にチェックできます。 たんぱく質の摂取量が減ってきている理由として、2食しか取らない人の割合が増えていることをお話ししましたが、なかでも朝食を抜く人が多く、朝食をとらないと、寝ている間に下がっている体温があがらず、元気が出ません。 朝食にたんぱく質をとると、速やかに体温が上がります。その後糖質が燃えるようになり、午前中をエネルギッシュに動けるようになります。朝食をとる生徒ととらない生徒では、朝食をとる生徒の方が成績がいいという調査結果も出ています。朝食にたんぱく質を料理するのがめんどくさいような時には、なとりのおつまみを利用して、たんぱく質を手軽に摂ることをお勧めします。
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