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五島の醤の余韻に酔いしれる至極の逸品

五島の醤(ひしお)仕立て えいひれ

こんがり香ばしく焼いたえいひれを五島の醤で仕上げました。
しっとり食感、肉厚で食べ応えあり、奥深い味わいと五島の醤の余韻が楽しめます。
五島の醤の原料にはイスズミ等の食害魚を使用。また、島の椿の花から取れた「椿酵母」を使用しました。魚の旨みとフレッシュで華やかな香りが遠赤焙焼したえいひれと相まって、味わい深い逸品に仕上がりました。

五島の醤仕立てえいひれにまつわる

酒の肴になるハナシ

長崎県五島列島の想いが詰まった調味料

 長崎県五島列島の周辺海域は島々や複雑な海底地形により全国屈指の好漁場です。魚種は250種を超え、全国一位を誇っており、季節ごとに様々な旬の魚が取れることで有名な海域です。
 しかしながら、地球温暖化が進み海水温が上昇することで海藻をエサにしていた魚が冬も活発に動くようになり、沢山の魚たちが暮らす「藻場」が急速に姿を消すという深刻な社会問題を抱えています。これを海の砂漠化、磯焼けと呼びます。
 五島の醤の原料にはイスズミ等といった食害魚を使用することで海の砂漠化(磯焼け)を止めようという思いが込められています。
 また魚と塩だけで仕込む従来の魚醤の製法に加え、麹と五島列島の椿の花から取れた「五島つばき酵母」を使用しており、「五島つばき酵母」は、発酵を促進させ、豊かな香りを生み出します。

に聞いた相性のいいお酒

華やかな香りと上品な辛みを味わう

山椒一味さきいか

するめいかを使用しており、いかならではの旨みと風味が楽しめます。
また香辛料として、老舗「八幡屋礒五郎」の「山椒」と「焙煎一味」を使用しました。
山椒の華やかな香りと、一味の上品な辛みがさきいかとの相性抜群です。

山椒一味さきいかにまつわる

酒の肴になるハナシ

善光寺門前から全国へ

 商品に使用している山椒と焙煎一味の製造元「八幡屋礒五郎」は、江戸時代の元文元年初代の勘右衛門より約280年以上続く老舗の唐辛子メーカーです。
 二代目五左衛門が善光寺堂庭で仮店を設けて販売を手がけ、その後三代目儀左衛門の時代から、堂庭の中で一番よい場所御高札前に店を張る「特権」を許されました。その善光寺御高札前から現在の大門町に出店したのは、昭和二十七年、七代栄助のときでした。
 当時一袋十円の商いだった八幡屋礒五郎が長野市の一等地に店を構えるというので、当時の人々にとっては信じられないほどの驚きだったようです。
 その後は、六年に一度の善光寺御開帳や新幹線開通、長野冬季オリンピックなどにより、長野のおみやげとして広く知られるようになりました。

に聞いた相性のいいお酒

噛むほどに奥深い雄鮭の旨み

鮭とば

北海道産秋鮭の中で、「雄」のみを使用しました。産卵のない「雄」は身が大きく、味も良いと言われています。さらにその雄の中から、海の栄養を蓄えており、色味が良い「レッド」のみを使用し、新製法によりほぐれやすい食感を実現しました。
コク深い昆布エキスが鮭本来のおいしさを引き立てる逸品です。

鮭とばにまつわる

酒の肴になるハナシ

古代アイヌより北海道へ受け継ぐ、
伝統的おつまみ

 鮭とばの歴史は、北海道の先住民「アイヌ」の人々が貴重な食料として捕獲し食べていた1800年代にさかのぼります。
 北海道や千島列島に居住していたアイヌ民族が、サケを縦に細かく切ってから海水で洗い、軒下に干して乾燥させ、保存食として貯蔵していたそうです。シンプルな原料でシンプルな作り方だからこそ、素材本来の品質や工程の丁寧さが製品のクオリティにあらわれます。
 鮭とばの「とば」は、アイヌ語の“トゥパ(鮭の身をおろし縦の細かく切って乾かしたもの の意)”からきているという説があり、名前からも歴史を感じる食べ物です。
 ※鮭とばの由来には諸説あります。

に聞いた相性のいいお酒

辛みと香りが広がる濃厚なひと粒

かんずり仕立て チーズ

クセがなく和素材にもよく合う、サムソーチーズとチェダーチーズをブレンドしました。明太風味のコクと相まって、奥深い味わいが楽しめます。
また、新潟県妙高市に伝わる名産品「かんずり」を使用。かんずりは、唐辛子、糀、ゆず、食塩を混ぜ合わせ、3年以上熟成・発酵させた調味料です。

かんずり仕立て チーズにまつわる

酒の肴になるハナシ

雪国から生まれた知恵の詰まった調味料

 「かんずり」は、一年で一番寒い日に仕込まれることから”寒造里”とも書きます。
 約400年前、戦国武将の上杉謙信が寒さをしのぐための陣中食として、出兵時に携行させていたと言い伝えられています。
 毎年大寒の日におこなわれる「雪さらし」から仕込みがはじまります。塩漬けした唐辛子を雪の上にさらし、唐辛子のもつアクを雪に吸わせ、旨みを引き出します。雪国ならではの知恵が活きた、ユニークで理にかなった製法です。
 料理の隠し味として鍋やラーメン等の麺類に加えたり、刺身や焼き鳥などにそえて楽しまれます。近年は日本食ブームの影響もあり、海外でも日本の伝統香辛料として広がりを見せています。

に聞いた相性のいいお酒

奥深い味わいと伝統を噛みしめる

かんずり仕立て いかげそ

いかならではの旨みと風味が楽しめるするめいかを使用。中でもいかげそは、おつまみにぴったりな程よい噛み応えです。
また、新潟県妙高市に伝わる名産品「かんずり」を使用。かんずりは、唐辛子、糀、ゆず、食塩を混ぜ合わせ、3年以上熟成・発酵させた調味料です。

かんずり仕立て いかげそにまつわる

酒の肴になるハナシ

雪国から生まれた知恵の詰まった調味料

 「かんずり」は、一年で一番寒い日に仕込まれることから”寒造里”とも書きます。
 約400年前、戦国武将の上杉謙信が寒さをしのぐための陣中食として、出兵時に携行させていたと言い伝えられています。
 毎年大寒の日におこなわれる「雪さらし」から仕込みがはじまります。塩漬けした唐辛子を雪の上にさらし、唐辛子のもつアクを雪に吸わせ、旨みを引き出します。雪国ならではの知恵が活きた、ユニークで理にかなった製法です。
 料理の隠し味として鍋やラーメン等の麺類に加えたり、刺身や焼き鳥などにそえて楽しまれます。近年は日本食ブームの影響もあり、海外でも日本の伝統香辛料として広がりを見せています。

に聞いた相性のいいお酒

食文化継承の取り組み

かんずり×なとり

2023.01.20

大寒の日に行う、かんずりの雪さらしイベントに参加し、新製品のサンプリングを行いました。

雪さらしとは

調味料のかんずりを作る工程のひとつです。
妙高市の大寒の風物詩で、真っ白な雪原に、真っ赤なトウガラシをまきます。
夏から秋に塩漬けした唐辛子を3〜4日間雪にさらすことで味にまろやかさを出すというもので、毎年、大寒の日に最初の作業を行います。

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