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環境への配慮

目標

食品ロスの削減
・返品の削減
・発注過剰在庫の削減
・仕掛品の廃棄ゼロ(社会通念上、衛生的に食べられるもの)
・賞味期限の延長
・年月表示化


二酸化炭素(CO2)排出量の削減
・省エネ活動
・環境に配慮したおつまみの開発
・袋サイズの縮小・薄肉化等
・環境配慮型素材(包材)の活用(バイオマスフィルム、バイオマスインク、リサイクルPETトレー)
・太陽光発電設備の導入拡大
・照明器具等のLED化


持続可能な原材料調達への切り替え
※1 FSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)認証:森林保全を目的とし、環境や人権、地域に配慮した
   適切な森林管理を広めるための国際的な認証制度


※2 MSC(Marine Stewardship Council、海洋管理協議会)認証:水産資源と環境に配慮した持続可能な漁業で獲られた
   水産物の証


取り組み内容


 

輸送手段の変更(モーダルシフト)による
CO₂排出量の削減

 

従来より、当社グループの北海道にある2工場(北海道北斗市)と西日本エリアの配送センター間の輸送を中心に、モーダルシフトを実施して
おりますが、2023年5月より新たに、首都圏配送センター(埼玉県加須市)との間の輸送についても、一部を鉄道コンテナに変更しました。

効果としては、1コンテナ当たり0.19tのCO₂排出量の削減が見込めます。これは一般家庭(1世帯)が使用する電気、ガス、灯油によって
空気中に出されるCO₂量の約25日分に相当します。

モーダルシフトとは?

トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換することです。


 

2023年9月に植物由来の原材料を使用した
「大豆ミートでつくったスモークカルパス」
を発売

植物由来の食品へのニーズの高まりを受けて、2023年9月に大豆ミートを使用した「大豆ミートでつくったスモークカルパス」を新たに発売しました。
ラインナップに大豆ミートを使用した製品を揃えることで、お客様がより豊かな食生活を送るための選択肢のひとつになればと考えています。
普段使いのおいしいおつまみとしてのご利用はもちろん、健康や食生活に気を遣っているお客様にも、おいしくてヘルシーなおつまみとしてご利用ください。


 

2022年9月にMSC 「海のエコラベル」付き  「JUST PACK チーズかまぼこ」を発売

世界の人口は増え続けており、それに見合う食料を確保する必要があります。だからと言って、無制限に海や川などにいる魚介類を獲り過ぎれば、いつの日かいなくなってしまいます。
必要以上に獲り過ぎないように、獲る量や時期を制限したり、例えば、狙っていない小魚がかかりにくい目の粗い網を使ったりする等、水産資源や環境に配慮した持続可能な漁業にはMSC認証が与えられます。認証を取得した漁業で獲られた水産物には、MSC「海のエコラベル」という認証ラベルが与えられます。

当社製品の1つ「JUSTPACKチーズかまぼこ」の原料を、MSC認証のスケソウダラの「すり身」に変更いたしました。

MSC「海のエコラベル」とは?
国際的な非営利団体であるMSC(Marine Stewardship Council・ 海洋管理協議会)が管理・推進する認証ラベルです。 水産資源と環境に配慮した持続可能な漁業で 獲られた水産物の証で、このラベルが付いた 製品は日本を含む世界約60か国で販売されています。

当社の取組みが農林水産省のホームページに掲載されました
(2023年2月17日)

 

埼玉第二工場にて 自家消費型として関東最大級の太陽光発電設備を稼働

二酸化炭素排出量削減の取り組みとして、埼玉第二工場にPPA(※)モデルによる太陽光発電設備を設置し、2022年4月21日より発電を開始しました。発電した電気は、埼玉第二工場で使用しています。
これにより、年間あたり約340tものCO₂を削減できる見込みです。これは、一般家庭が1年間に使用する電気、ガス、灯油によって空気中に出されるCO₂量の120世帯分に相当します。

導入設備は太陽光パネル1,767枚、総パネル面積は3,840平方メートルとなっています。

※PPA … Power Purchase Agreement(電力販売契約)
    発電事業者が利用者の敷地内に太陽光発電設備を無償で設置し、
    発電した電力を利用者に販売する仕組み

当社の取組みが農林水産省のホームページに掲載されました
(2023年2月17日)

 

製品のトレーを環境配慮型素材に

地球の温暖化やプラスチック廃棄物の問題など環境や社会に影響を及ぼす問題に対し、なとりグループではプラスチック使用量削減のため、2019年11 月より、一部製品のトレーをリサイクルPETトレーに切り替えています。また、昨年からは内容量そのままで、パッケージサイズを小さくし、資源を削減する取組みも進めています。

賞味期限の年月表示化

賞味期限の表示方法を「年月日」から「年月」へ変更し、併せて賞味期間の延長を、2018 年10 月より順次実施しています。製造および物流の工夫により、商品の賞味期間を1 ヶ月延長することで「年月」表示への実現が可能となりました。この取組みにより、サプライチェーン全体にわたる食品ロス削減や物流の効率化への貢献を目指します。

LED 照明器具への切り替え

本社、工場・子会社、配送センター、食品総合ラボラトリーなどの当社事業所の照明器具を、消費電力が少なくCO2排出量を抑えることができるLED照明器具に順次、切り替えを進めています。


 

FSC®認証の段ボールの導入

 森林は、空気中の二酸化炭素を吸収して酸素をはきだすことで空気をキレイにするだけでなく、雨水を蓄え、木材や野菜などの自然の恵みを提供してくれ、人間だけでなくその他の動物や昆虫などにとっても欠かせない存在です。しかし、人類は木を伐(き)り過ぎてしまいました。1990年から2015年の間に、毎日、東京ドーム3,900個分もの速さで、大切な森林が無くなってしまっています。

必要以上に木を伐り過ぎない等のルールを守っている森林で育った木材や、再生資源等のルールを満たした材料だけをを使った木製品や紙製品には FSC ®認証マークを付けることができます。

FSC®認証の段ボールを2025年までに70%使用する目標を立て、順次切り替えを進めています。


梱包プラスチックの削減

外箱梱包に用いていたPPバンドのかけ方を見直し、梱包資材の削減による廃棄物の削減を進めています。対象商品14アイテムについて、「3本」使用していたPPバンドを「2本」に減らすことで、月間14km分のPPバンドに相当するプラスチック使用量を削減できました。

※PPバンドは、ポリプロピレン(polypropylene)を素材とした結束用バンドで、荷物の梱包や結束などに用いられるものです。